日本船舶海洋工学会 関西支部 海友フォーラム K シ ニ ア
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第16回 海友フォーラム懇談会 ご案内

「関西シニア海事研究会(Kシニア)」の「海友フォーラム」 で 下記の通り懇談会を開催します。
海友フォーラム・メンバー以外の Kシニア会員の方々も 参加受け付けます。

会場準備の都合上、申し込みは、4/18(火)までに お願いします。
申込メールの送り先 : 増本 敞





 <海友フォーラム懇談会>


日時平成24年4月26日
     (木)
14:00〜18:00

会場 : 川重 パトリシア会館
    (神戸市 中央区 東川崎町 3−1)
    (TEL : 078-651-9314)

交通 : JR神戸、高速神戸から
       徒歩10分
     地下鉄ハーバーランドから
       徒歩8分

参加費 : \1,500
       (会場費、酒代、つまみ代)



     <プログラム>
1. 報告など (14:00〜14:10)

2. スピーチ (14:10〜17:00)

  題目@ <石川島ブラジル造船所、成功と失敗の軌跡>  石津康二 氏

  題目A <司馬遼太郎「菜の花の沖」にみる『海商高田屋嘉兵衛と北方領土』>  野澤和男 氏

     『徳川時代中期後半、日本は2つの国難に見舞われていた。「内憂外患」即ち、経済問題と
    異国船来航問題である。
     この頃、淡路島都志の極貧農民の子として後の一偉人が生まれた。高田屋嘉兵衛である。
    苦労を重ねて1500石積北前船「辰悦丸」の持船船頭、そして北方廻船業者となり、幕府の信を得て
    蝦夷地定雇船頭となって漁場経営と国後択捉島(北方領土)航路の発見・開拓に貢献した。

     レザノフ来航に端を発した「ゴローニン事件」に巻き込まれて露国側に拉致されながらもこれを
    解決し当時の日露友好の礎を築いた。
     先人達が開発し守った北方領土は未だ返還される見通しが立っていない。
    司馬遼太郎も絶賛した嘉兵衛の生き方を通して、「漂流している現在の日本」を考えることは
    大変意義のあることだと思い、手持ち材料もある本テーマを選択しました。
    なお、兵庫は高田屋嘉兵衛の起業した場所であり我々にfamiliarな人物でもあリます。

3. 放談会 (17:00〜18:00)  意見交換