日本船舶海洋工学会 関西支部 一 般 情 報 K シ ニ ア
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2017年 Kシニア 総会・懇親会 報告

2017年8月31日 Kシニア幹事会
文責 杉山和雄


  「Kシニア」総会・懇親会の写真をご覧下さい。   行事写真 (12枚)   その他の写真 (24枚)


日  時 : 2017年7月8日(土) 13:00〜17:00
会  場 : 神戸クリスタルタワー 3F  クリスタルホール  (神戸市 中央区 東川崎 1丁目)
参加費 : \1,500 (お茶、缶ビール、おつまみ等に充当)

出席者 : 40名、 来賓: 藤久保昌彦 関西支部長、  (以下に出席者名 敬称略)
井澤雄幸 石津康二 伊藤政光 大山正俊 岡田博雄 岡本 洋 荻野繁之 小野靖彦 鴨井紀之 河合敏雄
木村一馬 黒井昌明 小寺元雄 小林幹弘 塩田浩平 島本幸次郎 城野隆史 菅野正彦 杉本 健 杉山和雄
鈴木敏夫 瀬川治朗 谷田光彌 津垣昌一郎 富田愼一 豊田 繋 内藤 林 長野 健 仁科憲二 野澤和男
橋口寛信 M田 淑 藤久保昌彦 藤村 洋 宝田雄次 増本 敞 増本 彰 間野正己 三好 晃 村上 馨



プログラム

プログラム1  Kシニア総会   ( 司会 : 宝田雄次 )

 ●来賓挨拶   関西支部長  藤久保昌彦 殿
 この5月に関西支部長を拝命致しました大阪大学の藤久保でございます。 私は広島大学に25年、そのあと9年前に関西支部に参りました。 その当時からKシニアの活発な活動を伺いまして特に教育支援や保存活動等外に向けた活動をされており感服しております。 又学会本部の方でも、ふね遺産の制定やシニアセッションの設置等 Kシニアが活動の基点になっていることを理解していまして感謝しております。
 関西支部の強みはKシニアもその一つですが、もう一つは阪大、府大、神戸大の3大学が近接した地に集結しているのでたくさんの学生がいることです。 しかし一人一人の学生と接して海と船との距離が四国や九州に比べて遠いように思われます。 そこでKシニア、Kジュニア、Kコアの3Kがもう少しリンクしてお互い交流できないかと考えています。 そんな場でKシニアの先輩方から若い学生諸君に海や船の経験談を話して頂いたり、ジュニア達の若いエネルギーを吸収して頂くような場になればと思っています。 今後お元気に益々のご活躍をお願い致しまして私の挨拶とさせて頂きます。


 ●2016年度 活動報告 と 2017年度 事業計画   会長 杉山和雄 
 歳を取って参りますとあちこち不具合が出て参りますが、元気で長生き即ち不老長寿について少しお話させて頂きます。
 秦の時代(今から2,200年前の頃)徐福という人が弥生時代の日本にやってきています。 東の方の三つの山に仙人が住んでいて霊薬即ち不老長寿の薬を持っているので、それを頂きに行きたいと始皇帝に願い出て許され、3,000人の童男童女、百工(多くの技術者、農業、養蚕、造船等)を伴い、金銀財宝、五穀の種子などを携えて東方の向かって多くの船で漕ぎ出し、そこで王となって戻ってこなかったと史記に記されているそうです。
 日本では青森から秋田、京都、和歌山、佐賀、宮崎、鹿児島等々多くの地に徐福伝説が残っていますが、確たる遺品や書き物など何も残っていませんし、さてどこに上陸したかも定かではありません。 20年足らず赴任していてから言うのではありませんが、日本の北西部たる佐賀県は伊万里ではないかと思います。 現代でも「秦」と書いて「はた」と読む苗字がありますが、徐福一団の末裔だと言われ、伊万里湾には波多津(はたづ)いう地名が残っておりそこが上陸地だと佐賀県では言われているようです。 残念ながら不老長寿の霊薬は見つからず、秦に帰ることはできなかったようですが、大陸の進んだ文化と人材を日本に伝えてくれたことは間違いなく、各地に徐福の像が立っているのも日本の人々にとってありがたい存在ではあったようです。
 さてもう一つ最近の不老不死の話題として雑誌に書かれていたのですが、イタリア人の神経外科医 セルジオ・カナベーロという人が、頭部移植手術をやると言っているそうです。 32歳のロシア人で骨髄性筋萎縮症のため身体が動かなくなってきている人の頭部を切断し、ドナーの身体に移植するそうです。 多くの神経がうまく結合できるのか大変難しいと言われていますが、今年暮れ頃にニュースが伝わってくるかも知れません。
 それではKシニアの2016年度の活動報告ですが、約500人の会員に対し9名の幹事会で運営していまして昨年7月に44名の参加を得て総会を開催しました。 5つのグループ活動は題材の検討中である翻訳グループを除いて活発に活動されています。 会計報告は収入が総会参加費と学会からの配分金で、支出は総会費用、総会案内葉書代、幹事会会議室費用等で、ほぼ予定通りの消化となっております。 次に2017年度の活動計画は総会や各グループ活動により多くの会員に参加して頂くよう努めると共にシニアギャラリーの活発化を目指して参ります。 予算は前年とほぼ同じ構成と致しております。 以上で私の報告を終わります。


 ●グループ活動報告
   海友フォーラム (城野隆史)
 会員数83名で年3回の懇談会を開催しておりまして、各回2題の講演をお願いしております。 第30回の懇談会は昨年10月に1.「明治以降の内航帆船・木帆船の造船学的研究」:増山 豊さん 2.「食糧問題」:太田紀一さん、 第31回を本年1月に1.「輸送システム開発におけるリスク管理のよもやま話」:増本 彰さん 2.「伊勢大湊の木造船造船資料について」:伊藤政光さん、 第32回を本年4月に1.「海難史談・帆船編」:石津康二さん 2.「.ロシア北極海航路の現状と課題」:野沢和夫さん で開催されました。 次回は講演に対する放談会に時間を多くする意味から1講演にして、9月に潜水艦の話で開催予定です。 今後会の運営がマンネリにならないように努めたいと思います。

  教育支援グループ (岡田博雄)
   現在9名で活動中ですが、2016年度は大阪市教育委員会の特別授業に提案しましたが希望校が無かったので実施できませんでした。 本年度は2小学校から5年生の5クラスから実施希望が来ていますので、実施方向で日程調整をしています。 皆さんの中で自分もやってみたいという方が居られましたら是非参加して下さい。

  ゴルフグループ (仁科憲二)
   年2回の開催としていますが、昨年9月に第20回を関西クラシックで11名の参加を得て開催致しました。 本年3月には第21回として明石ゴルフクラブで11名の参加で実施致しました。 次回はこの9月27日(水)に関西クラシックで開催の予定です。 是非多くの方々の参加をお待ちしています。 ところで私幹事になって6年目ですのでそろそろ交代を希望しています。

  保存グループ (黒井昌明)
   関西支部の造船資料保存委員会として内藤委員長を含めて31名で活動しており、活動拠点は神戸大学深江地区に置かせて頂いています。 活動状況はホームページのデジタル造船資料館で見て頂けます。 新しいところでは5月30日付けで学会の春季講演会で委員の方々の研究発表されたものを掲載しています。 又今年1月に引き取らせて頂きました泉江三文庫の艦船の図面に番号付け等の作業を進めています。 更に書籍の全文をデジタル化して閲覧できるように進めていまして雑誌「船舶」や「船の科学」もご覧頂けるようになります。 更にホームページも開設しまして9年がたちますので新しくする作業も進めておりまして、もうすぐ更新されますので、ぜひ多くの皆さまのご利用をお願い致します。


 ●ふね遺産とシニアセッションの報告   内藤 林
 ふね遺産の現状を報告いたします。
 今年第1回目の認定が決まりまして7月18日に認定式が行われます。 23件が申請されましたが最終的に9件が認定となりました。 関西地区から2件が申請されましたが1件が認定されました。外れた1件は所有者の了解が得られず認定されませんでした。 認定された9件は以下の通りです。
 帆船「日本丸」(先代)、 「ガリンコ号1」、 復元菱垣廻船「浪華丸」、 金華山丸のブリッジ設置「機関制御コンソール」、 下関旧第四港湾建設局「船渠」、 旧浦賀船渠の「ドック」、 東京大学「試験水槽」、 船舶搭載型「航海性能計測コンテナ」、 「平賀譲文書」
 次回からは現物として残っていない物でも資料があって確かなものであれば、認定されることになりました。


●私のシニアライフ
「婦唱夫随」
                 
(鈴木敏夫 先生)
 私のシニアライフの基本パターンは婦唱夫随であり、私はついてゆく方であります。 定年後に提案されたのは「定年後は平等である」であり、70歳までは外で仕事をし、家事は半々に負担し、共通の趣味を持ち会話を続けると言うものです。 そこで仕事探しを始めまして、先ず家庭裁判所の調停委員に夫婦で応募し、初めて面接を受け家事調停委員に任じられ、社会の裏表を垣間見ることになり72歳まで務めました。 もう一つは2年後輩の知人の後を引き継いで大阪経済法科大学の非常勤講師も務めましたが、私学は休講すると必ず補講が必要で,補講は学生に不人気のため出来るだけ休講をしないようにする少し窮屈な務めでしたが、70歳まで続けました。
 さて次は家事の分担です。 料理は教えてくれましたので、掃除・洗濯は機械がありますので問題なくこなせますが、自分の部屋は物置と化しています。
 次は共通の趣味ですが、各自多くの趣味の中から話し合いで俳句と海外旅行となりました。 俳句は私が職場の俳句会に入っていましたので5年ほど先輩になります。 そのころの一句
   「花のなき花壇の外の鳳仙花」 山本古瓢 選。
家内は大学の同期の写真の友に誘われて待兼山俳句会に入会、初回に選者 林直入の特選となった一句 
   「やや若きパジャマと届くカーネーション」。
私の待兼山俳句会への入会は4年後であり、入会後一年後に特選となった一句
   「室の花室より出でて香り立ち」。
句会が近づくと散歩やドライブに出て俳句を作りますと、同じ事をどう感じているのか心に通じるものがありまして婦唱感謝であります。 最近作に 
   家内 「父と子と見守る母と川は夏」 浩一郎 特選
   兵十郎(私の俳名) 「赤き薔薇送り続けて五十年」 汀子 特選
      同        「川に触れ舟に触れ咲く花は五分」 叡子 特選
次にもう一つの共通の趣味「海外旅行」ですが、最後はハワイへクルーズと決めて、体力のあるうちに行きにくいところから行くことにして、ペルーのマチュピチュとナスカの地上絵、ギリシャ、中国の西域 敦煌とウルムチ、アイスランドのオーロラ、メキシコのマヤ文明、ポーランドのアウシュビッツ、カンボジャのアンコールワット、ノルウエーの沿岸定期航路で冬の北極圏、インドのタージマハールとベナレス、モンゴルの大草原、等々を巡りましたが、2014年に妻が足首を?離骨折したのでそれ以後中断しています。

おわりに
 俳句は今も続けていて句会や吟行で作った俳句をホトトギス等に投稿もしていますが、平成25年1年間の特選120句の中から佳作の第一席を頂き、稲畑汀子さんから表彰された一句
         兵十郎 「野に遊ぶ今日のひと日を妻と居て」
その後選者が交代したためか兵十郎は選ばれず、妻は時々選ばれている。妻の方が文学部出身でもあるし実力があるのかもしれないと思っています。

追記
 私には妻の反対を押し切ってやっている趣味として登山と合唱があります。 妻に「登山は体力も技術もない人はダメ」と言われたが、もう一押ししたら、「登山教室に行って実力を調べなさい」と指示が出たので、教室に通って学んだ後3年目で槍ヶ岳に挑戦、3,000m級に登頂できました。 4年目の今年大峯山などで特訓を重ねており、南アルプスの北岳(3,192.5m)に挑戦して3,000m級への挑戦は終わりにする予定です。
 もう一つの合唱は学生時代に始めて、そこで妻と出会い社会人となって長らくやめていたが1993年にサントリーが募集した「一万人の第九」に誘われてその合唱団に入り10年間大フィル合唱団で第九を経験、イギリスのリバプール大学に1年間遊学した際も合唱団に入って歌い続け、帰国後妻が見つけたフロイデ合唱団に入団、2014年に大阪フロイデ合唱団となるもいまだに歌続けています。
 世間では夫婦別々に旅行される方が多いのですが、妻の足の筋力が戻って海外旅行が再開できることを夢見ているところであります。 
                                                おわり



    ここで休憩時間を利用して、参加者全員による「記念撮影」


プログラム2  懇親会   ( 司会 : 宝田雄次 )

  (1)乾杯   
  (2)歓談
  (3)中締め  伊藤政光さんのご発声で一本締め。
                                                             以上