2007年12月7日
造船資料・用具の調査・保存グループ
代表 藤村 洋
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このグループは、2007年9月12日 関西支部運営委員会において設置が承認された 「造船資料・用具の調査・保存委員会」 の実質メンバーとして位置づけられましたが、その後委員会とは表裏一体のものとしてKシニア内にも 「保存グループ」 の名称でグループを残すことが2007年9月24日のKシニア世話人会で決定され、「居場所」をあたえられました。
その後Kシニア内の発足メンバー協議、先行幹事会などを経て2007年10月17日 第1回(先行)委員会を開催、その場で運営要領、組織などを協議しました。 その結果を2007年10月24日の支部運営委員会に報告し承認をいただき、各委員の委嘱状も頂戴し、正式に委員会が発足しました。
ワーキングメンバーはすべてKシニアのメンバーで別掲(*)の名簿に記載の8名、また委員会の基本方針、運営要領、組織なども別掲(*)の通りです。 ご覧下さい。
(*) : (名簿、基本方針、運営要領、組織 については 別途 「造船資料保存活動」 の ホームページに掲載予定)
正式発足後の委員会の活動について下記の通り報告します。
記
1 アドバイサリーメンバーの就任のお願い
阪大 内藤林教授、 大阪府立大 池田良穂教授、 神戸大 石田憲治教授に就任を懇請、
それぞれご快諾を頂いた。
2 11月16日以降、支部内の商議員、運営委員各位に活動開始の報告、資料提供依頼先の照会などを
開始。 引き続いて各社、各機関に資料提供の依頼状を発信。具体的活動を開始した。
3 これらの要請に応えていち早く関西設計、今治造船、会員・泉氏から計算尺、プラニメーターなど現物
の寄付があった。 また他の各位からも物の所在などに関する情報が寄せられつつある。
4 12月3日、第2回委員会を開催し寄付の申し入れ、受領などに伴う各種の書式などを制定。
また受領後の整理のためのリストの設定、保管要領の検討など実務的な準備を協議した。
5 12月6日(木)委員長、南波委員が玉野在住の川崎委員とともに三井玉野を訪問。
艦船設計部長下垣氏に面会資料の提供について懇請、その後丸亀の今治造船を訪問、設計本部長
戸国氏ならびに珠久氏に面会、提供申し入れのあった用具を受け取った。
なお、両社の今後の物件調査などのフォローは川崎委員に担当願うこととした。
所感:−
OBボランティアによる委員会活動がスタートした。
万事手探りの状態であるが、多くに方々のご助力により、先ずは順調な滑り出しをすることが出来たと
感謝している。 このような活動が可能であるのもIT技術の進歩のおかげである。
メールによる分散型作業で多くの処理が出来ているが、中心にいる支部事務局には今まで以上の負担
をかけている。 スマートに処理していただき、感謝している。
資料・用具の保存については多くの方から趣旨に賛成というご意見を伺った。 どれだけのことが出来る
か判らないが、地道で永続的な活動が出来るようにしなければならない。
体制、運営などについての支部ならびに会員各位のご指導、ご援助をお願いしたい。
以上
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