2008/04/13 城野隆史 作成
1.日時 : 2008年4月10(水) 14:00~18:30
2.会場 : 川重パトリシア会館会議室
3.参加者 : (敬称略;着席順)
赤木新介、 岡本 洋、 岡正 志、 神田修治、 北村義克、 佐田国健治、 澤田尭之、
重藤毅直、 城野隆史、 瀬川治朗、 田所修一、 津垣昌一郎、 塙 友雄、 長野 健、
野澤和夫、 南波壮八、 藤村 洋、 藤田 実、 渡辺俊夫 以上19名
4.経過報告
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海友フォーラム第3回懇談会以降、報告事項なし |
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Kシニアの翻訳グループでスピロウ氏の 「T-2タンカーからスーパータンカーまで」 の翻訳を完成したことの報告と見本の回覧があった。 (¥5,000で頒布) |
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塙友雄さんの 「改訂版 要約・地球の歴史」 の配布があった。 なお本書は、前回講演いただいた 「続・地球の歴史」 を改訂したものである。
後刻、現在ホームページに掲載のものと置き換える予定。 (→ 「改訂版 要約・地球の歴史」) |
5.講演
見たり聞いたりした中国の現状 (重藤毅直さん) :
表面的には、市場経済が通用する社会になったように見えるけれども、土地の私有制が確立しておらず、選挙制度の存在しない中国の特殊性は、政権内部の覇権争い、権力抗争を避けがたくしている。
その余波として、腐敗が治まらない。 台湾問題、チベット問題の帰趨もその流れの中にあるし、需給関係を無視したような造船所建設も同根である。
皇帝支配の交代を歴史とする中国であれば、さもありなんと、納得。 個人的見解とはいえ、本音の話は、議事録に書ききれないおもしろい話であった。
最近のLNG船の話題 (藤田実さん) :
LNGの需要動向、船型の大型化とタンク形式、推進システムの傾向などを鳥瞰し、近年韓国を中心に飛躍的に建造量が増大し、260,000-270,000m3の大型船(メンブレン方式)が建造されている現状の解説があった。
日本は、モス型が主流で、大型化において韓国に大きく引き離されていることが示された。
6.次回
2008年10月頃の予定。
講演者未定。
終わり |
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