2012.04.26 第16回海友フォーラム懇談会で講演
野澤和男 |
徳川時代中期後半、日本は2つの国難に襲われていた。 即ち、「国内経済問題と外国船接近」である。
淡路島に生まれた高田屋嘉兵衛は苦労して廻船業者となり、商品経済を発展させるとともに、幕府北方警備策の御用船頭となり、蝦夷地の漁場経営と国後択捉島航路の開拓に貢献した。 ゴローニン事件を解決し日露友好を回復。
“内憂外患”の徳川幕政下、北方領土の蝦夷地で嘉兵衛等は何をなし、何をどのように残したのかを考えるともに、200年後の現在、今だ返還されていない北方領土問題を再考したい。
司馬遼太郎 「菜の花の沖」に見る 「海商高田屋嘉兵衛、ゴローニン事件と北方領土問題」 (pdf 3.4MB)
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