日 時 : 2014年7月18日(金) 13:00〜17:00
会 場 : 神戸クリスタルタワー 3F クリスタルホール
(神戸市 中央区 東川崎 1丁目)
参加費 : \1,500
(お茶、缶ビール、おつまみ等に充当)
参加者 : 38名
井澤雄幸 |
石津康二 |
井上 清 |
岡田博雄 |
岡本 洋 |
荻野繁之 |
小野靖彦 |
神田修治 |
木村一馬 |
黒井昌明 |
小寺元雄 |
小林幹弘 |
堺 由輝 |
佐田国健治 |
下垣慶紀 |
修理英幸 |
菅野正彦 |
杉山和雄 |
田中一朗 |
谷田光彌 |
富田愼一 |
外山 嵩 |
内藤 林 |
中川隆明 |
中島 稔 |
仁科憲二 |
野澤和男 |
橋口寛信 |
濱 巌 |
濱田 淑 |
福住忠裕 |
藤村 洋 |
宝田雄次 |
間野正己 |
宮本雅史 |
村上 馨 |
村瀬 駿 |
山中幸一 |
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プログラム
プログラム1 Kシニア総会
●司会 宝田雄次
●2013年度活動報告 と 2014年度 事業計画 会長 杉山和雄
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昨年までは土曜日又は祭日の開催だったのですが、本年は金曜日の開催とさせて頂きましたところ、やはり平日では何かと差しさわりが有りますのか、例年ご参加頂いていた方々に欠席が多く、残念ながら例年に比べて少々少なめの参加となりました。 来年度は再度検討しまして少しでも多くの方々にお集まり頂けるようにしたいと思います。
さて 苦戦が続いております我が国造船界は、昨年大手造船会社の合併話が報じられてすぐに取り消されましたが、本年は名村造船が佐世保重工を完全子会社化すると報じられました。 これについての経緯など少しは聴けるかなと、6月下旬の名村造船の株主総会に出席しましたがこの件に関する質問が何も出なくて残念(?)だったのですが、規模を拡大してメリットを出そうとのことのようです。 両社の株主総会でこの件承認されましたので10月1日に実施されることになります。 やはり造船業界が元気で活発に活動されていることが何よりですので、見守ってゆきたいと思います。
それでは2013年度の活動報告に入らせて頂きます。 現在会員数は約500名、幹事9名で総会を年1回開催し、会の運営や総会の準備の為幹事会を 年5回開催致しました。 グループ活動は5グループで、後程それぞれの活動を報告して頂きます。
会計報告は御覧の通りで、支出の大きなものは総会用会場費、幹事会用会議室費、案内用はがき、サーバー賃借料等で総会時の飲食費は皆様から徴収させて頂いた分で賄っております。
2014年度の事業計画はほぼ例年通りと致しておりますが、ぜひグループ活動のどれかに参加して頂くなり、シニアギャラリーに作品を投稿して頂きたくよろしくお願い致します。
予算はサーバー借用料分を増やさせて頂きました他、総会時の会費を今年は¥1,500とさせて頂きました。 以上で報告を終わらせて頂きます。
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●グループ活動報告
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教育支援グループ (岡田博雄) |
翻訳グループ (間野正己) |
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幼稚園、小学校、中学校、高校生までを対象として科学実験や特別授業を実施しており、現在9名で活動しています。 昨年度は中山講師による地元の幼稚園、保育所、障害者施設などでの教育活動、定兼講師による大阪市内の小学5年生4クラスに対する教育委員会の実施授業として「船も振り子」の題目で実施して頂きました。 本年も両講師による授業が既に予定されております。
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今までに2件の翻訳をしましたが、その後適当な題材が見つからず活動が止まっています。
現在6名のグループで題材を検討中ですが、ぜひ皆様から題材のご提案を頂ければと思っております。 よろしくお願い致します。
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ゴルフグループ (仁科憲二) |
保存グループ (黒井昌明) |
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年2回 春と秋に開催しています。 前回は3月に岡山での開催でしたが、次回は9月25日 明石での開催を予定しております。 追って案内を出しますので、奮ってご参加頂きますよう
お願い致します。
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保存グループは関西支部の造船資料保存委員会として、内藤委員長はじめ28人で活動しています。 活動の場所として作業室や資料の保存用倉庫を神戸大学深江地区にお借りしております。 また深江地区にあります神戸大学の海事博物館の展示にも参加させて頂き、博物館主催のセミナーにも講師として参加させて頂いております。
活動としては資料の整理、保存のほかに、相生地区で造船関係の資料の展示をされている「相生いきいきネット」を調査に行ったり、フランスで発行されました「フランス人が見た幕末・明治初期の和船」という資料を和訳したり、寄贈頂きました「調和解析機」の調査、作動確認を実施したりしています。 これ等の活動は「デジタル造船資料館」に報告されていますので、興味のある方はぜひご覧頂下さい。
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海友フォーラム (岡本 洋) |
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現在会員78名で活動しており、海事一般とその周辺の文化についてEメールで会員全員に発信して意見交換をしています。 又懇談会を年4回開催し、3〜4件のテーマについて原則
会員の方がスピーカーになって話され、大体20〜30名の会員が参加されています。
最近の懇談会のテーマは「船舶海洋工学の新しい発展を」と題して内藤 林さんがSRが中止されて約10年、やはり産学の共同研究は船舶海洋分野の技術の更なる発展のために必要ではないのかとの提言をされ、更に岡本 洋さん「技術開発と共同研究・・SR体制のレヴュウと新時代のあり方」、島本幸次郎さん「船舶海洋工学の新しい発展・・大学の教育と企業のニーズ、新規開発について」、大山正俊さん「船舶海洋工学の新しい発展を・・提言に関する現場企業の受け止め方」と続いて大いに議論が交わされた。
そのほかに「スリランカの国と造船事情」について山中幸一さん、「上流設計システムNAPA」について水谷直樹さん、「私の社会人史」と題して太田紀一さん、「歴史ロマンと強国の相克の中央アジア」岡本 洋さん、「チロル紀行」城野隆史さん、「造船から鉄道車両製造へ」岡 正志さん等々があり、詳細はKシニアのHP内「海友フォーラム」の欄に掲載しておりますので御参照下さい。
また「MOLコンテナー船 海難事故」につきましてはEメール上で議論百出大いに賑わいました。 是非会員になって議論に参加して頂ければと思います。
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●私のシニアライフ
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[歌と腰弱と斑鳩の里]
(宮本雅史さん) |
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地元斑鳩の里でシニアライフを楽しむため短歌を初めて6年になります。 5年前から短歌に写真をつけてシニアギャラりーに投稿し、載せて頂くようになりました。
はじめは短歌の雑誌とか入門書などを使って独学でやっておりましたが、2年前からNHKの短歌講座で通信添削を受けるようになりました。 また作るだけでは喜びが少ないので新聞の歌壇に投稿するようにもなりました。
主に投稿するのは毎日新聞の地方版にありますやまと歌壇です。 添削して頂いたものやそのままのものをかなり載せて頂きました。 しかし全国版に毎日歌壇というのがありますが、そこに載せて頂くのは至難の業で、始めたころに一度載せて頂きましたが、それ以後70回位投稿していますが未だ載る気配もありません。 朝日新聞にも朝日歌壇がありこれも大変な難関で、「ひょっとして宛名違えと訝りつ今日も投稿朝日歌壇」
というようなのを出したくなるほど難しいとのことです。
今までに印象に残った歌を紹介しますと、昭和13年生まれの生命科学者で、25歳の時にコロンビア大学で学位を取られた柳澤桂子さんという方が、31歳で難病を発症し、闘病中にサイエンスライターとして生命や哲学、宗教等に関するエッセイを出したり歌もおやりになり、発病して10年位で読まれた歌 「人生を成就できない悲しさは月で汲み上げ銀河に捨てる」
また言葉には言霊というように力がありますが、歌にも力があると感じた歌の例を挙げますと 昭和22年の「歌会始め」入選歌で、時の選者斎藤茂吉が「命を懸けて選ぶ」と言った、当時アメリカではまだ市民権が得られていなかった日系一世の高橋さんから送られてきた歌 「あけぼのの大地しっかと踏みしめて遠くわれは叫ぶ祖国よ起てと」
それから平成6年に慰霊のために硫黄島を訪れられた陛下が読まれた歌 御製 「精魂を込め戦ひし人未だ地下に眠りて島は悲しき」 等々であります。
さて斑鳩の里は条理の里で古くからの歌が沢山残っている所で、皆様ご存知のものも多数あり、そこで歌作りに励んでおります。 昨年6月にやまと歌壇に載せて頂いた歌が100首になりましたので歌集「水無月の宵」を自作しました。 今後の目標はもう少し質の高い短歌を作り印刷屋に作ってもらってもお金が惜しくないような歌集を出したいと思っています。
(宮本さんの歌はシニアギャラリーを開いて写真付きでお楽しみ下さい。)
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「シャンソン・ミニライブ」
(村瀬 駿さん) |
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入社してすぐに会社の男声合唱団に入りまして、色々な場で歌わせて頂きました。 約20年位前に会社に案内が来ていたNHKのカルチャーセンターに「楽しいボーカル教育」というのが有りましたので、それに申し込んでシャンソンを習い始めました。 数年後に先生の個人レッスンを受けるため、自宅の鈴蘭台から須磨の白川台の先生宅まで約10Kmの道のりを自転車で約3時間かけて昨年まで12年間通いました。
さて7月 14日の革命記念日がパリ祭で、日本でも各地でパリ祭の催しが開かれますが、神戸は日本に於けるシャンソンの中心地で、6月にはシャンソンのアマチュア全国コンクールが開催され、パリ祭の催しもあちこちで多く開催され大変盛んです。
それでは只今からシャンソンを披露させて頂きます。
@パリメドレー (パリの空の下、パリの屋根の下、パリの橋の下) Aラ・ボエーム B男の人生
C旅芸人のバラード Dある古い唄の伝説 (アルゼンチンのフォルクローレ) E鯨たち
最後はシャルル アズナブールの曲で F闘牛士 で締めくくりと致します。
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ここで休憩時間を利用して、参加者全員による「記念撮影」
プログラム2 懇親会
(1)乾杯 間野正己先生のご発声で乾杯。
(2)歓談
(3)中締め 岡本 洋さんのご発声で一本締め。
(4)「最後に元気になられた 田中一朗先生に一言」との司会者の紹介に答えられて
田中一郎先生 「私 前から元気ですけどね。こんな良い会はないですね。 私 グループ活動には
参加していないのですが、是非年1回のこの会には出たいと思っております。 皆様もお元気で。」
(全員拍手)
以上