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2018年10月2日 第36回海友ﾌｫ-ﾗﾑ懇談会にて講演 大柴隆士
「東地中海の経済覇権を800年維持したヴェネツィアから今の日本を考える」 （28ページ）
講演スライド(1/2) （53ページ） 講演スライド(2/2) （49ページ） コピー元資料一覧 （2ページ）
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目次
１．「日本」
１．１ ホモサピエンスの到着 （１）安住の地へ （２）米と鉄
１．２ 新しい文明の取り込み （１）律令制 （２）儒教と仏教 （３）キリスト教
１．３ 江戸時代が日本を作った （１）交易 （２）商人
１．４ 日本人の姿勢
２．日本に良く似た海洋国家ヴェネツィア
２．１ 建国までの北イタリア（ ～452） （１）ローマの平和 （２）ローマの衰退
２．２ 建国 （452～800） （１）ラグーナの島へ （２）ラグーナの中央に都市建設 （３）交易路の拡大と体制整備
２．３ 自立 （800～1282）
２．３．１ ビザンチン帝国下の自立 （１）アドリア海 海賊の海 （２）ビザンチン帝国の西方防衛
２．３．２ 十字軍 （１）はじまり （２）遠征 （３）十字軍の結果
２．３．３ 十字軍時代のヴェネツィア （１）国営造船所アルセナーレ・コレガンツァ （２）第四次十字軍
２．４ 成長 東地中海の制覇 （1282～1453）
２．４．１ 強国に向けた改革 （１） 政治の改革 貴族制・十人委員会 （２）技術の改革 ムーダ・船・商業
２．４．２ イタリア海洋都市国家の淘汰 （１）四つの海洋都市国家 （２）ジェノバとの戦い
（３）属州テッラ・フェルマ（本土） （４）戦いをするな
２．５ 圧迫 （1453～1600）
２．５．１ 大国の登場 （１）オスマントルコ （２）神聖ローマ帝国（ハプスブルク家）
２．５．２ 東地中海交易路の競争力維持 （１）大航海の時代～新たな交易路の出現
（２）危機の連続／カンブレー戦 （３）回復
２．５．３ トルコとの戦い （１）プレヴェザの海戦 ～ 第三次トルコ戦争 1538年
（２）レパントの海戦 ～ 第四次トルコ戦争 1571年 （３）絵画
２．６ 衰亡期 （1600～1797） （１）海運・手工業の低下 （２）農業・産業形態の変化
（３）クレタ島攻防戦 ～ 第五次トルコ戦争 1647～1669年
（４）ペロポネソス半島基地争奪戦 ～ 第六次／第七次トルコ戦争
1683～1699年／1714年
（５）1700年という境界線 （６）滅亡
２．７ ヴェネツィア人の姿勢
３．ヴェネツィアからの連想
３．１ 日本とヴェネツィアの違い
３．２ 諸問題 （１）少子高齢化 （２）保護主義 （３）IOT／AI導入 （４）中華圏構想 （５）北朝鮮問題
３．３ 必要なレジームチェンジ （１）デフレ脱出 （２）自分の足で立つ
参考文献
１．基本資料
海の都の物語 : ヴェネツィア共和国の一千年 塩野七生 新潮社
ヴェネツィア東西ヨーロッパのかなめ 1081-1797 W・H・マクニール 講談社
文明が衰亡するとき 高坂正尭著 新潮社
ヴェネツィアの歴史 : 共和国の残照 永井三明著 刀水書房
２． 参考資料
都市ヴェネツィア : 歴史紀行 フェルナン・ブローデル 岩波書店
ヴェネツィア帝国への旅 ジャン・モリス 講談社学術文庫
ヴェネツィア史 クリスチャン・ベック 白水社
ヒト：異端のサルの１億年 島泰三 中公新書
縄文の思想 瀬川拓郎著 講談社現代新書
日本人の起源 洋泉社
縄文時代 瀧音能之監修 宝島社
街道をゆく＃７巻（砂鉄の道） 司馬遼太郎 朝日新聞社
なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか : 「脱中華」の日本思想史 石平著 PHP新書
菜の花の沖 司馬遼太郎 文芸春秋
司馬遼太郎全講演1､３､５ 司馬遼太郎 朝日文庫
逆襲される文明 塩野七生 文春新書
ヴェニスの商人の資本論 岩井克人 ちくま学芸文庫
ローマ人の物語 14 塩野七生 新潮社
ローマ亡き後の地中海世界 上巻 塩野七生 新潮社
ヴェネツィア物語 塩野七生, 宮下規久朗 新潮社とんぼの本
図説人口で見る日本史 : 縄文時代から近未来社会まで 鬼頭宏著 PHP研究所
人口減少で日本は繁栄する 日下公人 祥伝社
良い経済学悪い経済学 ポール・クルーグマン著 日経ビジネス人文庫
なぜ国家は衰亡するのか 中西輝政 ＰＨＰ新書
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