月/日 |
日数 |
滞在地 |
備考 |
5/22-25 |
C |
ロンドン |
市内、Chealsea Flower Show, Hampton Court |
5/26 |
@ |
Burton-on-the-water |
Oxford, コツオルズ地方 |
5/27 |
@ |
Stow-on-the-wolt |
Lower/Upper slaughter |
5/28-30 |
B |
Broadway |
Hidcote garden, broadway tower など |
5/31 |
@ |
ロンドン |
Srtatford-upon-avon |
6/1 |
@ |
ブライトン |
Wakehurst植物園、知人訪問 |
6/3-5 |
B |
Krakow (ポーランド) |
Wavel城、Wieliczka岩塩洞 |
6/6-8 |
B |
Zakopane (ポーランド) |
Dnajec峡谷、Kasprowy峰、Morskie湖 |
6/9-12 |
C |
Krakow |
Ojcow国立公園、動物園、美術館、アンシュビッツ |
6/13 |
@ |
ロンドン |
市内、ミュージカル観劇、Regentパーク |
6/14 |
@ |
機中泊 |
6/15帰国 |
TVでチェルシー・フラワーショウの実況を観て、妻は一度行ってみたいと言っていた。 イギリス園芸協会(Royal Horticultural
Society)主催の催し物で、日本の専門業者経由でないと入場券はすぐには手に入らないようなことを言う人もいた。 年末にFaxで直接RHSに入場券の入手方法を問い合わせたところ、来年からnet販売するので、そのときあらためてapproachしてくれと返事があった。 売り出しを待って申し込んだら入手できたので、郵送して貰った。 会場には仮設のレストランが一つだけあるので、そこへは電話で予約した。 満員の会場では、食事する場所もないし、大変な暑さだったので、予約しておいてよかった。
折角の訪英だからHeart of Englandと称されるコツウオルズ地方を訪ねたいと思った。 コツウオルズ地方といっても広く、地方交通もないに等しい。 車を運転しない私には、どこをどう行けば行ったことになるのか見当がつかず、あれこれ案内所や紀行文を読んでみた。 一帯は、小さな村落の点在する田園地帯で、地域全体は広く各所に名のあるホテルやマナーハウスがある。 全体をカバーするのはやめて、これもNHKで中継していたSlaughter地域とBroadway周辺に絞った。 有名な庭園や古い家並みなど観るところはあるが、これらものんびりと自然の中で味わうところに価値がある。 5月末の気候は申し分なく、美しい緑と薫風に揺れる草花の中を、誰にであうこともなく歩くのは、コツオルズの最大の楽しみである。
Oxfordによってから、北のMoreton in Marshという名の小さな駅から入った。 バスがあるはずだが乗り場が見つからないので、客待ちするタクシーの最後の1台に乗った。 場所間の移動にはタクシーを利用した。 客待ちタクシーがあるわけではない。 ホテルから呼んで貰う。 やはり車があった方が便利である。
滞在中は、事前に入手した地図を頼りに、絶好の陽気に促され何キロも歩き回った。 当時、英国では口蹄疫騒ぎで、public pathが閉鎖されていて歩けないところが多かったが、細い舗装道路はほとんど車が通らないので、安心して歩けた。 事前にホテルに問い合わせると、もう大丈夫と楽観的な回答があったが、現地の農家はそんなにのんきではない。 美しい小川の畔を散歩していると、後ろから農家のおばさんが追いかけてきて、You
are trespassing!と怒鳴られたりした。 観光業者と農家の利害が反するのだ。 宿は、InnやManor HouseをE-mailで予約した。 主にガイドブック叢書Lonely
Planetを参照したが、どんな宿に当たるか、賭みたいなものである。 でも、どこにも不足はなかった。Manor houseは特徴があってお勧めである。
ポーランドは、たまたま前年阪大に共同研究で来日中であった先生(高圧物理)にお会いする機会があって、一度来いと行ってくれた。 たった1度お会いしただけの方を頼って押しかけるのは、厚かましいかなあとも思ったが、このチャンスでもなければ、ポーランド、それも南部のクラカウ(ポーランドの古都)にでかけるチャンスはないと思い、思い切って出掛けることにした。
スケジュールの立案には、これももっぱらLonely Planetを使った。 この叢書にはKrakowという1冊があるのである。 宿は先生が大学のguest
house のようなホテルを用意してくれた。 Zakopane は、ポーランド南部の山岳リゾートである。 山を越えればチェコ(現スロヴァキア)である。 宿は、大学関係の保養施設か、とても安価で、家庭的なところでご婦人方の評判は上々であった。 標高は2500m程度だけれど、日本でいえば、槍穂連峰以上に急峻な山容で、日本ではあまり知られていないと思うけれど、とても気に入った。 ベスト・シーズンは9月だそうで、また行きたいところの一つである。
Krakowでは、英語がほとんど通じなかった。 若い優秀そうな学生は何とかなる。 ポーランド語は、こちらも全く不調法である。 話すのは勿論字も全く読めない。 アウシュビッツからの帰路は、安い帰り車を利用したが、そのほかは現地公共交通を利用した。 見かねた教授がドルジュク渓谷には車で連れて行ってくれるなど、大変お世話になった。 そんなところでも、現地に飛び込めば何とかなるという自信はついた。
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