ノルウエイと聞くと私は北の国、フィヨルドやヴイキングを連想します。
また沿岸急行船(Hurtigruten)や捕鯨(Hvalfangst)等、海洋国の伝統を思い出します。
さらにいまでは北海油田開発等の海洋開発作業技術において世界をリードしていることを思います。
このようにノルウエイは海洋国家としてタイシタモノ、また海運国として日本の造船所へ多数発注しています。
上掲はノルウエイ定期貨物船の中からの図示ですが、セミアフトエンジン、前に3艙、後に2艙です。 TRA船は
ハウスを前部の航海用と後部の機関用に分けた昔風のスタイル、他はハウスを一つにまとめています。 これらのNorwegian Shipはカタチが美しいと思います。スマートな中に伝統的な風格を感じます。 船をビジネスの手段・道具としてだけでなく、それ以上の、社運をかける大切なものと考えているようなところを私は感じます。
しかしこのような考えはグローバル競争、合理的ビジネスとは相反するところもあるのではないかと思います。
上掲船社は夫々名門だが、その船のカタチがどのように変遷していったか、今後何回かで見ようと思います。
これらの船のカタチはMotor Ship誌等の一般配置図を参考にしたが彩色等はInternet情報が有用でした。
GoogleでキーワードNorwegian Shipを入れて検索してもよい資料・情報は出てこなかったが、Norske Skipでやってみるとザクザクと出てきました。 それもノルウエイの船好き達からの、船や模型や博物館の写真等楽しいものでした。
Internetの利用にはキーワードが大切であること、英語以外の言語も必要なことを思い知りました。
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